井上修造園の仕事

井上修造園の仕事

井上修造園の仕事

 

当事業所の公共・寺社・一般住宅等に関わる仕事をご紹介するページです

 

 (上に行くほど新しくなっております)

 

 

 

 

令和6年2月16日

 

令和6年度 京都市動物園 植栽管理委託業者に選定されました

 

 

 

この度、プロポーザル(提案型)入札審査の結果、京都市動物園の植栽を管理する業者に選ばれました。

 

令和6年4月より1年間、樹木の維持管理、除草、草花の手入れなどを行い、動物園の魅力向上や展示内容の充実、岡崎エリア全体の景観向上に寄与することを目指します。

 

その他、新しい提案もさまざま考えておりますので、揃って動物園に足をお運びください!
 
      京都市動物園の公式サイトは右下のゾウをクリック!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年12月6日

 

 

 

 

代表者 井上 晃が 厚労省「ものづくりマイスター」に認定されました

 

 

 


井上修造園 代表者 井上 晃です。この度、私は
 @1級技能検定合格者
 A実務経験5年以上(43年)
 B実技指導経験3年以上(25年)、職業訓練指導員免許保持者
 の各条件を満たし、ものづくりマイスターに認定されました。

厚生労働省は、ものづくりなどの優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、中小企業や学校などで若年技能者への実践的な実技指導や、効果的な技能の継承、後継者の育成を行っています。
平成25年度から令和3年度までに、全国で約1万5千名が認定され、多くの若者への技能指導にあたってきました。

▼ 実技指導 ▼
       * 中小企業や業界団体の若手技能者 (技能検定2、3級程度の技能指導等)
        * 工業高校等学校の生徒や学生 (技能検定3級程度の技能指導等)
を、依頼された企業・学校等で指導します。

▼ ものづくりの実演・体験指導 ▼
 * 小中学生やその保護者など幅広い年代の方を対象に
* 公民館やショッピングモールなどの会場で実演や体験指導を行います。

▼ 若者に対する「ものづくりの魅力」発信 ▼
       * 小中学校の児童・生徒
        * 地域若者サポートステーションの支援対象の方  を対象に
       ものづくり体験や実演などにより、ものづくりの魅力、仕事への結びつきや
       ものづくりマイスターの携わる仕事について、
       依頼された学校、サポートステーションで指導します。

ものづくりマイスターについて調べたい時は、ものづくりマイスターデータベース を使って検索できます。
             (東急ハンズ奈良店でのワークショップの様子)

私も今回登録されました。職種は造園、登録地は京都府ですが、ご要望に応じて全国どこへでも伺います。
この制度を使ってみたい方は、下記パンフレットをご覧ください。

    厚生労働省「ものづくりマイスター」のご案内

 

 

 

令和2年11月24日

 

京都労働局・京都府下各労働基準監督署 主唱「京都ゼロ災害3か月運動」に参加しました。

 

令和2年7月1日〜9月30日の間、労働災害 0件を見事達成し、「ゼロ災3か月運動達成之証」をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは従業員の協力をはじめとして、関連業者様のご尽力のたまものと存じます。

 

井上修造園に関わるすべての方に感謝申し上げます。

 

運動期間終了後も、引き続き災害ゼロを目指して日々取り組んでいく所存でございます。

 

 

 

 

 

令和2年10月15日

 

 

マンションアプローチの庭園改装工事(京都市中京区)

 

 

 

2004年ご新築の折に作庭いたしましたが、かなり年月が過ぎましたので、このたびリニューアル工事のご依頼をいただきました。

 

既存の石も用いつつ、鉄平石や六方石を新しく配して立体感を出し、奥行きを感じられるようにデザインしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改装前の様子です。下がすぐコンクリートになっており、土の深さは数cmしかなかったため、樹木は植えられず、日当たりの関係で苔も育たないので、既存の庭石とタマリュウ、白玉石、赤石を用いて作庭しました。奥行きも浅いので、遠近感を出すためにひと工夫欲しいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玉石は取り除き、再び使うために水できれいに洗います。大きい石もいったん移動させます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は新たに鉄平石、六方石、炭などを入れて石組みを行いました。石組みができたらタマリュウを配置します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石を敷いて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お施主さまご家族と記念撮影。

 

 

 

小さな隊長さん?


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物側から見たところ。

 仕上げに全体に散水します。

石もみどりも、水に濡れるととりわけ美しく見えます。

通路も水洗いしてきれいに。

 

 

 

改装後です。薄い鉄平石を重ねることによって、実際以上の奥行きを感じられる仕上がりになりました。白い玉石と炭色のコントラストも鮮やかです。

 

(令和2年9月26日施工)

 

 

 

 

 

令和2年10月1日

 

市民しんぶんに、作業の様子が掲載されました


(第14ページ)

 

 

 

きょうと市民しんぶんに、記念樹保護の作業写真が掲載されました。

 

(令和2年10月1日発行)

 

 

 

 

平成30年から、植樹や後のお世話で関わっております東山自然緑地(京都市山科区)の記念樹が、鹿に食べられてしまわないよう、幹に養生ネットを巻く作業をしました。(令和2年8月18日撮影)

 

さくら(ソメイヨシノ)植栽の様子は、下方の記事↓にあります。

 

京都市では、今年もソメイヨシノ記念植樹のご希望者の募集が行われます。今後も、ご縁あれば当事業所が、市の業者として樹の選別から植樹、銘板の設置、育成のお世話等に当たる場合もあります。
くわしくは京都市みどり政策推進室・記念植樹 のページをご覧ください。

 

 

 

 

H−P・M邸 作庭(京都市上京区)

 

 

初めて外国のかたの作庭ご依頼をお受けしました。

 

2016年に創作した、京都御苑内にある宗像神社境内の庭をご覧になり、近々建てる自宅にも、このような雰囲気の庭が欲しい、とのことでご注文をいただきました。

 

 

例によって、まずはイメージスケッチです。ご依頼主様のご希望をくわしくうかがって、仕上がりの予想図を描きます。

 

 

実際にはこのような庭になりました。(リビングから見たところ)

 

 

上の写真で右側に見えているのが、浴室の窓です。お風呂につかりながら、四季折々の景色が楽しめる、とお施主様もお喜びでした。

 

 

 

浴室から見るとこのような感じです。(ご新居のお風呂場まで入って写真を撮らせていただきました)

 

 

ご縁のもととなった宗像神社の庭の記事は、下記にあります。

宗像神社境内の庭園

 

 

 

2016(平成28)年9月に、京都御苑内の宗像神社境内にて作庭をいたしました。

 

神事に巫女さんの舞う「豊栄の舞」(とよさかのまい)にちなんで、『豊栄の庭』と名付けました。

 

 

 

 

 

 

参考:「豊栄の舞(とよさかのまい)」は、乙女舞とも言われています。男子の舞である「朝日舞」(宮司舞)とあわせて、神社本庁にて制定された祭祀舞です。舞人は榊または季節の花を持って舞います。

 

その歌詞をあげておきましょう。

 

1、あけの雲わけうらうらと 豊栄昇る朝日子(あさひこ)を
  神のみかげと拝(おろが)めば その日その日の尊しや

 

2、地(つち)にこぼれし草のみの 芽生えて伸びて美(うるわ)しく
  春秋飾る花見れば神の恵みの尊しや

 

                        (神社本庁制定 臼田甚五郎作詞)
わかりやすい言葉で、天地のお恵みへの感謝が表されていますね。

 

 

 

先月(30年4月)に、春の花々が満開になった写真を撮りました。

 

 

 

 

部分拡大。右方に写っているのは、昔、御所の紫宸殿前にあった左近の桜です。
弱ってきたので、宮中よりこの宗像神社に下賜されたものです。10年以上かけた手入れの甲斐あって、だんだん元気になってきています。

 

 

 

 

京都市記念植樹 植栽工事

 

       平成30年3月、ソメイヨシノを植樹しました

 

 

 

 

 

 

京都市では、市民や企業の皆様の慶事や祈念の際に、植樹費用の一部を負担していただき、市内に花と緑の名所を作っていくための「記念植樹奨励事業」を行っています。

 

植樹を実施された皆様には感謝状が贈呈され、お名前や慶事の内容を記載した記念プレートを設置し、記念や思い出を残します。(関心がおありの方は 京都市 記念植樹 で検索してみて下さい)

 

今回、井上修造園が担当したのは、山科疎水近くの東山自然緑地(山科区四ノ宮柳山町)の散策路です。ソメイヨシノを10本植樹しました。

 

今回は、なかなか目にすることのない公共工事の進み方をご覧に入れましょう。

 

 

 

【ソメイヨシノ豆知識】

 

漢字では”染井吉野”と書きます。日本人の大好きなソメイヨシノですが、その歴史はわりと新しいものです。
江戸時代末期に、江戸の郊外、染井村の植木屋さんが売り出し、明治になって全国に広まりました。

 

気象台の開花宣言の基準とされているのもこの桜です。

 

ソメイヨシノは、花がまず咲いて、そのあと葉っぱが出てきます。満開のとき、花だけが見られて豪華なことも人気の理由でしょう。

 

 

 

 

 

 

工事を行う際は、毎度おなじみのこのような看板を立てることになっています。

 

(”を”が重複しているのに最後まで誰も気がつきませんでした)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずソメイヨシノ桜を注文します。今回は埼玉県から仕入れました。取引のある農園に入荷したものを確認に行きます。

 

公共工事は規定があるので、高さ・幅・幹の太さを測り、京都市の指定通りの木かどうか確かめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような形で運ばれてきました。

 

公共は日時、場所、状況を白板に記入して、必ず記録写真を撮らなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に記念植樹をする場所の準備が整うまで、仮に植えておきます。

 

人物と比較すると木の大きさがわかりやすいので立っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山科の現場(植樹前)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植樹の前に、予定地にある枯れた切株を撤去しなければなりません。

 

例によって、まず大きさを計測します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人力ではとても無理なので、ユンボ(土を掘る機械)で掘り取ります。

 

散策路ですが、周りはもちろん立ち入り禁止。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

掘り取った根株をトラックに積み込みます。

 

ここでも大きさを測ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決められたところまで運んで処分します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

預けておいたソメイヨシノ10本が現場に運ばれてきました。

 

相次ぐ引っ越しでサクラも疲れています。早く地面に植えてやりたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またここで、役所の係の人の立ち会いのもと、規格に適合しているかの検査を受けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクラを植えるための穴を掘り、大きさを計測します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの場所で、土壌のPH(酸性・アルカリ性の度合い)を計測します。

 

写真は載せていませんが、土の固さや、チッソ・リン酸・カリの状態も計測します。

 

 

 

 

 

 

 

 

植えたあとはていねいに土をならして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土を高く盛って窪ませたところに水をやります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完了しました。あとは名札を立てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植樹式の日まで何事もないように時々見回り・点検をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市役所から、それぞれのかたのお名前や慶事の内容を書いた記念プレートが届きました。

 

 

 

 

 

 

 

このたび植樹をされた方々に、施工業者の井上修造園から記念品を進呈しました。

 

1名(個人または団体)で1本を植えられたかたには、弊社が数年前、京都市の公園の工事で木を切ったとき、廃材から作ったイチョウのまな板を、応募者全員で1本を植えられた方々には、同じくケヤキの敷き板をそれぞれのかたにプレゼントしました。

 

 

 

 

平成30年3月13日・植樹式の日

 

 

 

 

 

 

抱っこしておられる赤ちゃん誕生の記念でしょうか。風は冷たかったけれど、いいお天気の日でよかったです。健やかにお育ちになりますよう、一期一会の出会いを頂いた私どももお祈りしております。

 

このサクラもまた、すくすくと育ちますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部のかたの写真は写せませんでしたので、一部ではありますが…

 

 

 

 

 

皆さんとてもいいお顔をしていらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、元気の良さを優先に木を選びましたので、今年の花はあまりたくさんは咲かないかもしれません。

 

高さ3.5mくらいのものを植えましたが、3年後には5mくらいに成長し、たくさんの花を咲かせるでしょう。

 

健やかに育つよう、暑い夏は気をつけて見回りをさせていただきます。

 

 

今年も、同じ趣旨の募集があると思います。
ご興味・ご関心を持たれたかたは、京都市 記念植樹 で検索してみて下さい。

 

 

 

 

 

 

盆栽の富士しだれ桜も満開に。(H30.3.30)

 

 

 

 

しだれ桜・夜の景(ISO茶房店主さま撮影)(H30.3.24)

 

 

 

 

 

右手前、富士しだれ桜が満開になりました。(H30.3.28)

 

 

 

※3月17・18日の2日間、「ISO茶房」にて、みやび盆栽「花の宴」のための講習会を開きました。

 

制作の様子・展示作品等は、3月20日付「みやび盆栽」FB記事をご覧ください。 →こちらです

 

作品は4月7日まで展示しております。(花が早く終わった場合は、期間を短縮するかもしれません。ご了承ください)

 

 

 

 

中国茶カフェ「ISO茶房」さまの庭をリニューアルしました。白川砂と寒水石のコントラストが鮮やかです。右手前の富士しだれ桜のつぼみは薄紅色にふくらんでおり、もうじき咲きそうです。あさってからの展示・発表会の期間中には、満開の花々が皆さまをお迎えするでしょう。(H30.3.10完成)

 

   ※金閣寺前・ISO茶房さまのリンクはこちら